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5月13日のモデルチェンジでハスラーにも、
S-エネチャージが搭載されました。

燃費も向上したのですが、
モーターアシスト機能も付加されましたから、
加速性能も向上しています。

今回は残念ながらターボ車には
S-エネチャージは搭載されていませんが、ここでは、
「ハスラー ターボ」と「ハスラー S-エネチャージ」を
加速性能と燃費で比較してみます。

S-エネチャージ



【S-エネチャージのパワーアシスト】

エネチャージは減速時に発電して電気を貯め、
これを有効活用する技術です。

従前はを電装品に給電することで走行時の
充電負荷を軽減するだけでした。

しかしS-エネチャージでは、これを
パワーアシストに使うことができるのです。

モーター出力は最大出力こそ2.2psしかありませんが、
最大トルクは4.1kgmですから結構なパワーです。

ノンターボ車は52ps、6.4kgmですからね。

しかも、先行したワゴンRではモーターアシスト時間は
最長6秒で、時速15km/Lからしかアシストしなかったのが、
ハスラーでは最長30秒、しかも発進時からアシストするように
改善されているのです。

【S-エネチャージの加速性能】

ハスラーのS-エネチャージモデルは、
加速時にこれまでのようにアクセルをしっかりと
踏み込まなくてもちゃんと加速してくれるようです。

しかし、だからといって2.2ps、4.1kgm分
加速性能がアップしていると考えるのは誤解のようです。

基本的にはモーターパワーを不必要な加速には
振り向けていませんから、滑らかな加速が持ち味のようです。

それから、これは加速性能とは関係ありませんが、
アイドリングストップから復帰するときに
セルモーターが回りません。

非常に滑らかな発進ができることは評価していいですね。



【「ハスラー S-エネチャージ」による燃費改善】

「ハスラー S-エネチャージ」の一番の効果は燃費改善で、
ハスラーのカタログデータでも2.4km/Lから2.8km/Lに改善しています。

「ハスラー S-エネチャージ」は残念ながら
発売から間もないので実燃費のデータがありません。

しかし、S-エネチャージを搭載したワゴンRの場合は、
搭載前の燃費が20km/L程度だったものが20km/Lを
かなり超えてきています。

ハスラーもマイナーチェンジ前の実燃費は同じようなものですが、
S-エネチャージはワゴンR搭載のものと違って、
パワーアシスト時間が6秒から30秒になりました。

アシストする車速が時速15km以上だったのが
発進時からに改善されています。

燃費ロスの大きいのは発進時ですから、
改良S-エネチャージ効果でもう少し
燃費は伸びるのではないでしょうか。

ターボ



【加速性能】

「ハスラー S-エネチャージ」車の
最高出力52ps、最大トルク6.4kgm、

「ハスラー ターボ」車の
最高出力64ps、最大トルク9.7kgmですから、

特にトルクで大きな差が付いています。

これは、最大トルクの上限は設けないが
最高出力の上限は64馬力という自主規制が
あるからなのですが、加速性能には歴然
とした差がつきてしまいます。

S-エネチャージのモーター出力は最大出力2.2ps、
最大トルク4.1kgmですから、S-エネチャージ搭載車は
52+2.2=54.2ps、6.4+4.1=10.5kgmと勘違いしがちです。

しかし、S-エネチャージによるパワーアップ分は
燃料噴射を絞って燃費向上に向けてしまいますから、
加速性能はS-エネチャージ搭載車とほとんど変わりません。

したがって、加速性能はターボ車が相変わらず
圧倒的ということになってしまいます。

【燃費】

ハスラーのターボエンジンはR06Aという効率のいい
近代的なエンジンをベースにしています。

以前の(そして未だにジムニーで使っている)K6Aに比べれば
頑丈さという面では一歩劣ることもあって、
ターボエンジンとしてのパワーは控えめですが、
こと燃費となるとターボ車としては極めて優秀です。

ハスラー(ターボ)のカタログ燃費は2WDなら26.8km/Lと
エネチャージ車より2.4km/L、S-エネチャージ車と比べても
5.2km/Lしか悪くない好燃費です。

ハスラー(ターボ)の実燃費も18km/L程度は走るようですから、
S-エネチャージに比べても大きく見劣りする
燃費ではないはずです。


S-エネチャージはモーター出力を加速性能ではなく
燃費に向けていますから、加速面でのターボ車の
優位は揺るぎませんね。

そして、燃費の面でもかなり優秀なターボ車ですが、
加速性能がいい分だけ、特に発進から低速域の加速で
大きく燃費をロスしているはずですから、
早期のS-エネチャージ搭載を期待したいところですね。

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