ハスラーの特別仕様車「タフワイルド」は良い感じの仕上がりになっていますが、やはり買うとなるとその評価を確認しておくに越したことはありませんね。
この記事では、ハスラー タフワイルドの評価を口コミからチェックしておきましょう。
ハスラー タフワイルドの評価(エクステリア)
最近のスズキの軽自動車はかなり軽いのですが、ハスラーはFFで800キロ程度、4WDで850キロ程度の車両重量となっています。
ノーマルエンジンはR06A型エンジンで、このエンジン燃費効率はいいのですが、最高出力52ps(38kW)、最大トルク6.4kgm(63Nm)と決してパワフルなエンジンではありません。
ハスラーもこの自然吸気エンジンで十分に走りはするのですが、坂道が多かったり、高速道路等で高速走行する場合はパワー不足が気になるという意見が多いのも確かなのです。
このため、「G」と「X」にはターボモデルが設定されています。
このエンジンは最高出力こそ軽自動車の自主規制もあって64ps(47kW)にとどまりますが、最大トルクは9.7kgm(95Nm)あるので(とはいっても昔のK6A型エンジンには及びませんが)、動力性能の不満を感じることはありません。
昔の軽ターボのような爆発的な加速はありませんが、普通車並みの加速性能は期待して良いでしょう。
ハスラー タフワイルドにはなぜターボモデルが無い
ハスラーの特別仕様車の場合、ターボが選べるものとそうでないものがあります。
【ターボモデル設定があるハスラー】
- Jスタイル2
- Jスタイル3
【ターボモデル設定がないハスラー】
- Jスタイル
- Fリミテッド
- Fリミテッド2
ハスラーにターボモデルが設定されない理由について、スズキからは全くアナウンスされていませんが、ハスラーの場合、ターボ車が比較的売れていないという事情もあるようです。
恐らくコストとの兼ね合いから、販売台数の少ないターボエンジンをすべての特別仕様車にラインナップするのはやめているのでしょう。
スズキの場合、車重が軽いので、自然吸気のエンジンでもそこそこ快適に走れるという事情もあるようです。
同じコンセプトのダイハツキャストの場合は車重がハスラーより50キロ重い上に、最高出力52ps(38kW)、最大トルク6.1kgm(60N・m)と若干トルクの薄いエンジンですからね。
ハスラー タフワイルド ターボ車はいつ投入?
最初に悲観的な事を言っておくと、特別仕様車の場合、販売期間が限定されているということもあって、販売開始時にターボがラインナップに入ってない場合、なかなか追加投入というわけにはいかないようです。
現にJスタイルの場合は販売が好調だったにもかかわらず、1年間の販売期間中にターボ車の投入はありませんでした。
ユーザーからはかなり要望があったにも関わらずです。
ただ、その後のJスタイル2やJスタイル3のラインナップにはターボ車が入りましたから、タフワイルドの場合は後継の特別仕様車が出るようならターボ車投入の可能性もあるのではないでしょうか。
もちろんJスタイルもありますし、Fリミテッドのように後継特別仕様車が出てもターボ車が無い場合もあるので、そのあたりはスズキの販売戦略次第ということでしょか。
まとめ
ハスラー タフワイルドのターボ車は現行の特別仕様車では難しいかもしれません。
とはいえ、販売が予想外に好調な場合はターボ車投入の可能性は皆無ではないはずですし、後継の特別仕様車では期待もできそうですから、どうしてもターボが欲しかったら、しばらく様子を見るしかなさそうですね。
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